10月に入り気温が急激に下がったことで、
体調を崩している方も多いのではないでしょうか?
季節の変わり目は体温調節が難しく、病気にかかりやすいですよね。
今回のセルフヨガは四季によって変化する体調に合わせて
胸を開くポーズをご紹介します!
~四季によってケアする体の内側~
五行思想からなる春・夏・土用・秋・冬(木・火・土・金・水)
「五季」に季節を分類し、
その季節によって影響されやすい体の機能がそれぞれ異なると唱えられています。
では季節ごとにどのような体のケアをすればよいのでしょうか?
【肝(かん)】… 気や血をコントロールする、自律神経や新陳代謝の機能(季節:春)
【心(しん)】… 心臓機能だけでなく精神や思考など脳の働きも含む(季節:夏)
【脾(ひ)】… 食べ物の消化、栄養の吸収を助ける(季節:土用)
【肺(はい)】… 呼吸機能に関する機能全般(季節:秋)
【腎(じん)】… 成長、発育、生殖活動に関わる精気(季節:冬)
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【春】 → イライラ、頭痛、倦怠感、生理不順など
【夏】 → 精神不安定、不眠、血圧の異常など
【土用】 → 消化不良、食欲不振、吐き気など
【秋】 → 呼吸不全、鼻水、鼻づまり、せきなど
【冬】 → 関節痛、脱毛、便秘、下痢など
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五行説により季節も5つに分類され、五臓にそれぞれ影響をもたらします。
季節によって引き起こしやすい体の不調をヨガのポーズで改善しましょう♪
秋には肺のケアを!
胸(肺)を開くポーズの1つマツヤ・アサナに挑戦してみましょう!
お尻の下に両手を敷く(手のひらor手の甲)
両足を揃えてつま先を立て、ひざ裏を伸ばす
今残っている息を吐ききる
吸いながら両肘で床を押し、胸を持ち上げ頭頂を床へ付けて息を吐く
※怪我の原因になるので首は動かさないように
吸いながら胸を上げ顎を引き上体をおろしてから息を吐く
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胸を開くポーズを行うと、深い呼吸ができると言います。
ヨガでは呼吸をコントロールして行い、
それは心をコントロールすることに繋がります。
心のコントロールは、呼吸と大きく関係しているんですね♪
そして深い呼吸をすると言う事は必ず横隔膜を使った呼吸であります。
横隔膜とは、人間のからだの最大の吸気筋!
息を”吸う”ときに使う筋肉だからこそ
横隔膜を下げ、肺を拡張させて空気を吸い込む、
これが深い呼吸をする際体内で起こっている活動なのです
ヨガでは呼吸はとても大切であり、
胸を開くポーズは体に大変嬉しい効果が期待できます
マツヤ・アサナで胸を開き
内側から内臓をマッサージ・柔らかい呼吸を日々感じましょう!
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秋は収穫の時期です!
夏に消耗した体力を養う大切な時期です!
夏に受けた体内器官のダメージを元気にして、
機能が元通りになるように
次の季節に備え養生しながら秋を楽しみましょう!