ダイエットをしても、なかなかヤセない……
カロリー制限や栄養バランスをしっかり行い、
適度な運動も生活に取り入れているのに、
いっこうに体重が落ちない
それってもしかしたら?”
体の中の酸素濃度が足りない「酸欠」であることが
ひとつの原因かもしれません。
なぜ酸素が足りないとヤセにくくなるの?
脂肪を燃焼させる働きのあるリパーゼと呼ばれる酵素は
酸素によって活性化されます。
つまりリパーゼが足りないと
“脂肪が燃えにくい”=“太りやすい”体
っとなってしまうのです。
血中酸素濃度は97%以上に保たれていることが理想的ですが、
現代人では95%以下の人が増えてきているといわれています。
そもそもなぜ酸欠状態になるの?
鉄が不足すると痩せにくくなる理由4つ
鉄分が不足すると、血液中の酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンの量が減少し、
酸素が体中に十分に行き渡らなくなってしまいます。
そのことで以下のような影響があらわれます。
(1)基礎代謝が落ちる
酸素が十分に行き渡らないことで筋肉、内臓の働きがにぶくなり、
基礎代謝が落ちてしまいます。
基礎代謝が落ちると、同じ生活をしていても痩せにくく、
太りやすくなってしまいます。
(2)脂肪が燃えにくくなる
体内に酸素が不足すると、脂肪分解酵素の“リパーゼ”の働きが弱くなり、
運動してもなかなか体脂肪が落ちにくくなってしまいます。
(3)冷え性を招き、脂肪がつきやすくなる
酸素が不足すると基礎代謝が低下し、
体内で熱を生み出す力も低下するので、
体温が低くなりがちです。冷えはダイエットの大敵。
痩せるどころか脂肪がつきやすい体質になってしまいます。
(4)疲れやすくなり、活動量が低下する
体中の細胞が酸素不足になることで、
いつもと同じ生活をしていても疲れやすくなってしまいます。
また、運動をしても疲れやすく、
筋肉の疲労回復スピードが低下することから、活動量が減りがちです。
このように鉄分が不足すると、
色々な面でダイエットの妨げになってしまいます。
女性は、毎月の月経があることからも鉄分不足になりがちです。
毎日の食事などで、意識的に摂取することが必要です。
酸素不足もう一つの理由

酸欠になりやすいもうひとつの理由として挙げられるのが、
肺全体を使った呼吸をしていないこと。
酸度が正常な人は、肺が大きく上下しているのに、
酸欠気味の方は肺の上部しか使っておらず、
下の方の肺胞がふくらんでいません。
通常は横隔膜を使って深く息を吸うと、
肺を構成している全ての肺胞に空気が行き渡り、
しっかりと肺がふくらむのですが、酸欠人間はそれができていません。
さらに使っていない肺胞は機能が衰え、
だんだんふくらみにくくなってしまいます。
そのため、せっかく酸素を吸っても、
体内に取り込むことがないまま吐き出す結果になり、
酸欠状態に陥ってしまいます
横隔膜を思いっきり下げて、
肺の下のほうまで使って酸素をたくさん取り込めるよう、
時々背筋を伸ばして深呼吸をするようにしましょう。
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呼吸に加えて酸素を多く取り込むために
「散歩」がとても有効です。
自分のペースで、伸びでもしながら
家の近所を散歩する習慣をつけることもおすすめします。